1962-04-04 第40回国会 衆議院 外務委員会 第21号
先ほど条約局長から申しました通り、朝鮮事変勃発の際に、総司令部から日本政府あての覚え書きをもちまして、それは一九五〇年九月二十六日付でございまするが、その覚え書きをもちまして、日本政府がまだ配給せずに持っていたシム、QM、余剰報奨物資とか軍払下げ物資、それとともにビーコフ物資の積み出しを禁止いたしました。停止の要請の指令が参りました。
先ほど条約局長から申しました通り、朝鮮事変勃発の際に、総司令部から日本政府あての覚え書きをもちまして、それは一九五〇年九月二十六日付でございまするが、その覚え書きをもちまして、日本政府がまだ配給せずに持っていたシム、QM、余剰報奨物資とか軍払下げ物資、それとともにビーコフ物資の積み出しを禁止いたしました。停止の要請の指令が参りました。
しかし先ほども大臣が申されました通り、朝鮮事変以後は域外調達その他で米軍に、あるいはまた米軍の域外調達で武器弾薬を売ったことは一ぺんもございません。ジープとかトラックとかはどこの国でも売っております。域外調達でも売っております。あるいは被服も売っております。これは正常貿易と同じでございます。今の伊藤駐在官の話は、報告は参っておりません。
ただ、御承知の通り、朝鮮事変以後におきましては、中国のいろいろな政策につきまして、平和を好まない考え方じゃないかという疑念を持っておるのが自由国家群の間に相当あるのであります。そこで、ほんとうに中国が世界の平和を望んでいるということになれば、おのずから他の共産圏と同じような方向にいくべきものと考えております。だから中国の政策に対する認識の問題だと思います。
御承知の通り、朝鮮事変時代に横浜港湾の重要性にかんがみまして、米軍が対空防備のために高射砲部隊をあそこに配置したわけです。その事変が終りまして施設、火砲等をそのままわれわれ陸上自衛隊が引き継いだわけでございます。いろいろな御議論がございましたが、あの施設の九十ミリ高射砲は非常に優秀な、レーダーとの運動によりまして、従来の目視射撃に比較しますと大へん高度な性能を持っております。
その中で御承知の通り朝鮮事変も起こされたり、あるいはその他のベトナムの戦争も起こった。それが軍事的な優位が地位を変えてくるに従って、いわゆる大量報復戦略ではだめだ、ですから周辺の局地的ないわゆる核戦略というものに変えていこうというのが、アメリカの基本の戦略に変わった。
○国務大臣(藤山愛一郎君) 吉田・アチソン交換公文というものは、御承知の通り、朝鮮事変に関するものでございますから、朝鮮事変の処理が終息されますれば当然なくなるものであります。
○藤山国務大臣 国連軍は、御承知の通り朝鮮事変のために編成されておるわけであります。従って、朝鮮事変の以外のものに出動するということはございません。その場合においても、やはり事前協議を受けるわけでございます。
横須賀の例を申し上げますと、横須賀におきましては、御承知の通り朝鮮事変を契機といたしまして、非常な勢いで兵隊が横須賀に流れて参りまして、そこに必然的に風紀の問題が起つて来たのであります。やむを得ず二十六年の十二月一日に、四月につくりました条例を強化し、今日に至つておるのでございますが、御承知の通り、各自治体におきましては予算がないものですから、十分な取締りができないのでございます。
ただいま参考人の申されるのは、おそらく車両関係の特需が中心だつたかと思うのでありますが、御承知の通り朝鮮事変が終結いたしましてから、戦闘行為の行われておつた当時の厖大な破損車両が、漸次減退したということから修理の打切りが逐次現われて参つたということに相なつておるわけであります。
○堤(ツ)委員 今大蔵大臣が正直におつしやいました通り、朝鮮事変が起らなかつたならば、ドッジ予算の影響というものは、国民生活にもつともつと深刻であつた。これは今度のデフレ予算にも同じことを考えてもらわなくてはならないのじやないでしようか。
本件につきましては、検査院御指摘の通り、朝鮮事変の影響で業務量が増大したのに、契約単価をそのままにしておいては不当であるという見解のもとに、福岡局はしばしば軍に対してこれが訂正方の要求をいたしましたが、軍のいれるところとなりません。そこで、軍の発出する調達受領証に基いて支払わざるを得なかつたのでありますが、清算を保留して契約の改訂に努力いたしたのであります。
御承知の通り、朝鮮事変が起りました六月二十五日——私は二十七日にアメリカの評論界の第一人者、「ヨーロッパの内幕」や「アジアの内幕」、「マッカーサの謎」等を書きまして有力なジヨン・ガンサーと六月二十七日の晩に私と友人二、三と話しておりました。ただちに話題は何が出たかといえば、朝鮮の問題が起りました。
次は、浮流機雷に対する被害防止対策でありますが、浮流機雷は、御承知の通り、朝鮮事変以来本州日本海方面に現われるようになつて参つたのでありまして、航行船舶に対して多大の脅威となつておつたのでありますが、海上保安庁といたしましては、これまで巡視船を使いまして、機雷の捜索に当り、また特に浮流機雷が多く現われる海面もしくは時期には、特に従来は掃海船も派遣いたしまして、巡視艇と協力して、航路の安全をはかつて参
○国務大臣(吉田茂君) 警察予備隊は、御承知の通り朝鮮事変勃発と共に日本における治安維持の必要上急設いたしたものであります。故に二ヵ年の期限で以て創設をいたしたのであります。これを以て永久と初めから考えておるのではないので、独立と共に日本の治安体系といいますか設備を十分にするというために、このたびの何といいますか、治安隊と申しますか、保安隊というものを設けるに至つたのであります。
○岡部参考人 今年度の予算につきましては、先般来私が申し上げたように、放送事業の使命達成のために、放送番組の充実、放送施設の拡充整備ということを主眼といたしておる次第でございますが、御承知の通り朝鮮事変以来、通信、電気、鉄道その他の諸物価が上り、また給與の引上げも、実質賃金の低下を防止するために見なければならぬ。
御承知の通り朝鮮事変勃発以後、わが国の経済はたいへん恵まれまして大いに力がついたのでありますが、この趨勢はなお少くとも一、二年は続くと思うのであります。日本といたしましては、この趨勢にぜひともこの際層の力をつけなければならない、政府としてもその助長をなさなければならないと思うのであります。
昨年まではその線に副いまして着々とやつて参つたのでございまするが、御承知の通り朝鮮事変が起りましてからというものは非常に物価高を来たしましたのでどうしてもこの單価の大改訂を必要といたしました関係上、殊に昭和二十四年度におきましてこの單価をきめておりましたのでどうしても單価の改訂を要するということで、実は安本並びに大蔵省方面とも折衝をいたしたのでございます。
次に簡単に特需の買付機構と支払方法はどうなつておるかと申しますと、買付は御承知の通り朝鮮事変前はこういう買付のものは第八軍がやつておりましたが、これが前線に出て参りましたあとは、日本へ残つて買付をやつておる主な機関は御承知の在日兵站司令部であります。これが大部分の買付をやつておるわけであります。それだけではない、そのほかに海軍関係、空軍の関係は別であります。
併しこれは根本に……、これ又議論になりますけれども、本当にそんなに緊急なら、政府が予算に計上して……、アメリカでは、御承知の通り朝鮮事変前は戦略物資の備蓄目標が四十億ドル、それが朝鮮事変が始まると、ぱつと八十八億ドル、二倍に引上げられ、最近では九十七億ドルとされ、それで買つております。ところが日本ではそうではなくして業者におつかぶせておるわけですね。